今年の東北フェアは山形県を加えて4県に
今年は新たに山形県を加えて、岩手、青森、秋田の4県で東北フェアを実施します。郷土料理や発酵食など、東北の食文化をお楽しみください。
山形県 三和漬物食品さんを訪ねました。
山形には全国でも有名なおいしい食材がありますが、郷土料理もたくさんあります。その中でも地元の人たちが好んで食べている『山形だし』を作っているのが、三和漬物食品さんです。
会社は蔵王も見える、空気が澄んだ環境にあります。
『山形だし』は夏の暑い時期に畑で疲れた時、さっと食べることができからだの熱を冷ますのに食べられていたそうです。そんな『山形だし』ですが、今では、現地のスーパーなどでは、1年中売られていて、豆腐にかけたり、納豆に混ぜたり、麺類に絡めるなど色々な食べ方で食べられているそうです。そんなだしを家族亭ではそばと一緒に楽しんでいただこうと思います。
山形県 フードプランニング山形さんを訪ねました。
四国の「イタドリ」を使用した際に、東北フェアで山形の食材を探すなら、素晴らしいわらびがあると、教えていただいたのが、フードプランニング山形さんのわらびです。山形県はわらび生産量日本一です。わらびのシーズンは終わっていましたが、実際に現地に連れて行っていただき生産者の方にもお話聞くことができました。
車一台しか通れない山道を通り、着いたところは急斜面の山。この急斜面で一本一本手摘みするのを想像しただけで、汗が出てきました。
わらびはほとんど手を加える事無く、すくすくと生えてくるそうです。
きれいで真っすぐなわらびができる理由は、この土地の水と気候と澄んだ空気なのでしょう。後は、タイミングよく適度な長さで切り、丁寧に保管するそうです。
そんなわらびを天ぷらで食べていただこうと思います。生産地ならではの、色々なわらびの食べ方があるそうです。今後、それもご紹介できたら良いなと思っています。
秋田県 鈴木水産さんを訪ねました。
秋田県能代市から車で1時間ほどの日本海沿いにある鈴木水産さん。
こちらでは、秋田名産ハタハタを使用した「ハタハタ寿司」を製造しています。
ハタハタ愛が強く、ハタハタ寿司だけでなく、様々な加工品を製造されています。なかでもハタハタコロッケは、学校給食にもなっているそうです。
そんなハタハタは漁獲量が減ってきていて、毎年卸していただいていた漁港さんから、「今年は全く獲れていない」と聞いていましたので、自然のものなのでこれも仕方ないかなと、諦めかけていたところ、鈴木水産さんが産地フェアの想いに賛同してくださり、ハタハタの天ぷらをご提供できることになりました。
東北フェアのお楽しみ食材
今回のデザートは、山形県庄内にある田村牛乳さんのミルクアイスです。庄内地域産生乳100%で作られたアイスはミルク感をしっかり味わう事ができ食後にも最適なアイスです。また、青森県産ホタテの天ぷら、青森のB級グルメ「スタミナ源タレ」を使用した「バラ焼き」もご用意しています。そして蕎麦と相性の良い「鴨肉」。「岩手がも」と岩手郷土料理「ひっつみ」を使用し、昨年好評をいただいた、温かいそばメニューもご用意しております。
東北フェアのお土産
お土産は、毎年好評の『青なんばんみそっこ胡瓜』お家でバラ焼きができる『スタミナ源タレ』『りんごスティックふじ』『いかせんべい』『山形さくらんぼタルト』を販売します。
東北の美味しいものは、まだまだたくさんあります。もっと楽しんでいただけるように、これからも産地を訪ねて産地の方に教えていただきながら、皆さまにご紹介できればと思っております。