言うが易しとはこのことです。北海道は広いとは言うものの、実際に車で移動してみてその広大さを侮っていたと痛感致しました。農家さんやメーカーさんを回るとなると、何日もかかってしまいます。車で豊かな自然の中を走り続け、鼻歌も絶好調です。
そんな北海道での今回の目的は、本場の味を味わい、お客様に喜んでいただく素材を見つける事です。今回も良い出会いがありました。
北海道の広大な大地ではたくさんの野菜が収穫されています。そんな中でも北海道のじゃがいもは、日本一を誇る収穫量と誰もが知るところです。今回はホクレンさんより、JAめむろさんのマチルダという品種のじゃがいもを紹介いただきました。広大な大地ですくすくと育ったマチルダは、なめらかでホクホクと美味しいじゃがいもです。このマチルダを様々な料理に使用してお届けいたします。
実は今回の北海道を巡る旅において、“北海道グルメ”「豚丼を販売したい！」と、豚丼への情熱に燃えて車を走らせていました。ただ豚丼を販売するだけなら簡単です。ですが、ただの豚丼では納得できないのです。北海道フェアで販売するのだから北海道産の肉と現地の人が使用するタレを使用して皆様にお届けしないと産地フェアの意味がありません。“北海道の豚丼”を追い求め、そんな時に出会えたのが現地にあるベル食品さんです。様々なタレやレトルトなどを製造しているメーカーさんで現地のスーパーなどでも販売している有名な会社です。ベル食品さんの豚丼のタレは、現地の家庭でも使われるまさに北海道の味。是非そんなタレを使った豚丼を家族亭で提供しようと、ベル食品さんにお願いに参りました。醤油ベースのしっかりした味の中にほんのりとした甘味があり、ご飯がどんどん進む悩ましい味わい。豚の脂と合わされば、また食べたいと足が勝手に家族亭に向いてしまう事でしょう。またのお越しをお待ちしております。
続いて狙うは「唐揚げ」です。北海道のから揚げと言えば『ザンギ』。これも豚丼同様に北海道産にこだわりました。
通常販売があまりない知床産の知床どり。植物性飼料で育てた、鶏の臭みが少ない鶏肉です。知床どりを使用し豚丼同様にベル食品さんのザンギのタレを使用し本場北海道の味に仕上げています。
他にも十勝ブランデーを使用した『十勝ブラボール』ワインの『トカップ』もご用意してお待ちしております。
